ゼファー、アーバンコーポレイションなど経営破綻する会社が続出している不動産業界。気になるのは、これらの会社が保有する販売用マンションの動向だ。破綻でイメージが悪くなり割安で購入できそうな印象もあるが、必ずしもそうではない。むしろ、青息吐息ながらもなんとか生きている不動産会社の物件こそが狙い目という。そこには、割安マンションを購入するための“ウラ技”が隠されているという。
IZA!より引用
「倒産会社が売り出していたマンションは、割安になって市場に出回るように思われがちですが、そういうことはまずありません」と語るのは、大手不動産会社の幹部。
倒産会社のマンションのうち、すでに完成もしくは完成のめどが立っている物件は、競売で他の不動産会社に渡るケースが多い。
「競売に参加した不動産会社が、倒産会社の物件を定価より安く仕入れるのは確かです。しかし、その物件を再度販売するときは、仕入れ価格に販売費用と利益を上乗せするため、倒産会社が想定していた定価とほとんど変わらなくなるんです」(先の大手不動産会社幹部)
〜中略〜
不動産経済研究所は「マンション販売価格はまだ下落する可能性がある」としている。
未曽有の経済不況の現在において、不動産の物件価格も軒並み下落し続けています。
人気の高いエリアでもとうとう値下がりを始めました。
「マンションを買うなら今が買い時」
と思っている人も多いのではないでしょうか。
引用文中にもあるように、そんな方は不動産競売で物件を探してみてはいかがでしょうか。
倒産した不動産会社の物件は一棟売りされることが多いため、分譲マンションを探している人にとってはあまり関係がないようにも思うかもしれません。
しかし、倒産した不動産会社の物件で、競売に出てくるのは中古の物件なども多くあるのです。
競売では、住宅ローンの利用が難しいため、資金がないと中々手を出すことができませんが、十分資金のある方はぜひ一度トライしてみてはいかがでしょう?